戦後76回の終戦日
わたしの地域は軽い雨と、すっと太陽の見える日だった
本ブログの項目をどうしようかと、永く悩んでいた。
日記のように、湧き出る感情を少しばかり装飾し、読者へ伝えるカタチ。
私の考えるアートというものへの在り方。
しかし、どれも文として起こす気にならないものだった。
本日、正午に黙祷を終えて、覇気のないカラダから一つのカタチを見た。
それは文通であった。
わたしには文通したい相手はいくらでもいる。尊敬できる方々がいるのだ。
だから、相手に縛られない”勝手な文通”であれば、気持ちも伝わり、こちらも気持ちのある文章を描けると思った。
〇〇さんへ
前回、大阪でお会いしたとき、心地よい気分を感じたものです。あのときはわたしも強い意志で、あなたとの時間を活用しようと心がけました。
というよりは、自然と肩肘張らずにお話できたのです。
ふたりで出した企画はまだ中空に舞っております。リーダーシップを取らなければいけないわたしの、病のためです。
元々は、病で動けずとも、横になって描いたマンダラを、描き続けてきたことから始まった、わたしのアートへのアプローチです。
ただ、残念なことに、朦朧としていても社会へは参加しなければなりません。
わたしの描く曼荼羅は、社会の皆さま、ひとりでいいから感動していただければ良いのです。
そのためには社会的な関わりを絶つことは良くない。
今ではインターネット、Zoomのようなビデオチャット式会議があるではないかと考える方々もいます。
そういったパラダイムシフトの世界をわたしは嬉しく感じます。
それでも、実際にお会いしたいのです。会って会話し、共通の美的な感覚を語り合いたい。誰もが持つ大事なものです。
そうやって社会へ参加してから、あなたとの共同作業を進められれば。
また、お会いできる日を心待ちにしております。