9年前の音が、今の自分を救った日 〜マンダラのように重なる、音と時間と魂〜
5. 制作の裏側 Behind the Scenes1. 作品とその物語 英語名:Art & Stories3. 創作の道具と儀式 Words from Within
9年前、僕はiPad Proだけで音楽を作っていました。
KORG Gadgetというアプリを使い、直感のままに紡いだ音。
それは「遊び」であり「祈り」であり、
もしかすると、未来の自分に届ける「マンダラ」だったのかもしれません。
そして今日、久しぶりにその曲を聴いたんです。
タイトルは「Line da House」。
SoundCloudにそっとアップしていた、自分への手紙のような作品でした。
その音が、今の僕の心に深く刺さりました。
当時の自分はきっと、
「未来のどこかで、僕がこの音を必要とする」
そんな予感があったのでしょう。
それは懐かしさではなく、
再会でした。
音を媒介に、過去と現在の自分が静かに重なる。
それは、まるでマンダラのような時間の重なりです。
音楽は、時を超えて届く。
アートも、祈りも、想いも、
ひとつの中心から広がるように、いずれまた自分に返ってくる。
美しい時間とアートと魂は、
マンダラのように融合できると、この曲が教えてくれました。
たぶんこれが、創作の本質。
「誰よりも先に、自分自身に届くものを作る」
その行為こそが、時間を超えるマンダラになるのだと思います。
視聴リンク
🎧 曲はこちらから聴けます:
👉 Line da House – SoundCloud